メインコンテンツへスキップ従業員オブジェクトとは
従業員オブジェクトは、氏名や連絡先だけでなく、雇用区分・契約期間・所属・役職をまとめて管理し、ユーザー権限や勤怠・ワークフローと連携するための基礎データベースです。入社予定者から退職者までのライフサイクルを一元的に追跡できます。
主なユースケース
- 入社前から在籍中、退職後までの人員台帳を最新化する
- 部署や役職ごとにアクセス権限や承認ルートを設定する
- 契約期間や雇用区分を勤怠・契約更新のリマインダーに活用する
- 勤怠・給与計算・レポートの基礎データとして活用する
主要プロパティ
- 氏名・メールアドレス:通知やログインと連携します。
- 所属・役職:承認ルートや表示権限の判定に使われます。
- 雇用区分・契約期間:フルタイム/パートタイムなど。例: 雇用区分=フルタイム、契約期間=2025-04-01〜2026-03-31。
- 勤務形態・標準労働時間:シフト制/固定時間、1日8時間などを登録して勤怠計算に利用します。
- ステータス:在籍、入社予定、休職、退職済みなどで状態を明確にします。
基本フロー
- 従業員オブジェクトで新規レコードを作成し、氏名・メール・所属を入力します。
- 必要に応じてユーザーアカウントと紐づけ、ロールや権限セットを割り当てます。
- 雇用区分・契約期間・標準労働時間を登録し、勤怠や契約更新の基礎情報を整えます。
- 入社・異動・退職イベント時にステータスや所属を更新し、関連オブジェクト(勤怠、ワークフロー、ダッシュボード)で反映を確認します。
運用のヒント
- 権限テンプレートを部署単位で決め、追加登録時に再利用すると設定漏れを防げます。
- 契約終了日のリマインダーをワークフローで設定し、更新期日を逃さないようにします。
- 勤怠や給与計算に使う項目(勤務形態、時給/月給、休暇残高など)は命名を統一し、レポートで集計しやすくします。